初心者でも安心して使えるおすすめの万年筆を紹介!使い方・手入れ方法まで徹底解説!

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くま
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万年筆使ってみたいけどなんだか面倒くさそう・・・

こんにちは!くまねこ(@kumablo_life)です。

皆さんは万年筆を使ったことはありますか?

万年筆ってなんだか価格も高くて敷居も高いし、「気取ってる」みたいで使うのに抵抗があるみたいなイメージもあるようです。本当は使ってみたいけど、どの万年筆を選んでいいのかもわからないなんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では万年筆の基礎知識の解説と最初に使いたいエントリーモデルをご紹介します。

くまねこ
くまねこ

今は色々な種類の万年筆もあってカジュアルに使えるよ!

この記事はこんな人におすすめ

✔︎ 使ったことはないけど万年筆に興味がある人
✔︎ 初めて万年筆を買おうと思っているけど何を買っていいか悩んでいる人
✔︎ カジュアルに万年筆を使いたい人

1.万年筆の基礎知識

ひと口に万年筆と言っても、実は色々と種類があったり、素材によって書き味などが変わったりします。ここでは万年筆についての基本を解説していきます。

① 万年筆の種類・部位の名称

まずは万年筆の種類について見ていきましょう。万年筆にはおもに「カートリッジ式」と「吸入式」の2種類があります。ここではそれぞれの違いや、部位の名称などを解説していきます。

カートリッジ式万年筆

万年筆の部位の名称
万年筆の部位の名称

カートリッジ式万年筆の場合、インクの補充はカートリッジで行います。

首軸を胴軸からはずして、カートリッジを差し込むだけの簡単な作業なので、手軽に手を汚すことなくインク補充が行えます。カートリッジはとてもコンパクトなのでペンケースなどに予備を入れておくこともできます。

また、コンバータと呼ばれる直接インクボトルからインクを吸入できる器具を装着することで、カートリッジのように使い捨てせずに何度もインクを吸入して使うことができます。

コンバータはカートリッジと比べてインク量が多く、よく文章を書く方におすすめです。

吸入式万年筆

吸入式万年筆の仕組み

吸入式万年筆は、インクを直接吸入するための仕組みになっており、ボトルから直接インクを吸入して使用します。

インクを吸い上げる際は、ニブ(ペン先)をインクボトルに浸し、尻軸を回転させることでインクを吸い上げます。

直接インクボトルから吸入するので、インクで手が汚れることもありますが、ンクボトルはカートリッジよりも割安なので安価で繰り返し使うことができます

② 万年筆のニブ(ペン先)の種類

万年筆はペン先は合金でできており、使われている素材によってそれぞれ書き味が違います。ここではそれぞれの素材の特徴を見ていきましょう。

金のペン先

金のペン先は、厳密にいうと金メッキが施されており、柔らかい書き心地と腐食に強いという特徴があります。金の含有量によって「14K・18K・21K・24K」と表記され、数字が大きくなるにつれ、金の含有量も高くなります。

金には独特な弾力があってよくしなるので耐久性にも優れ、長く使い込むことで書き手の癖に合った書き味に変化します。

金なので相応に値段が高いのも特徴と言えます。

ステンレスのペン先

ステンレスのペン先は、カリカリとした硬い書き心地が特徴です。ステンレスは腐食にも強い素材なので長く使い込むことができます。

金のペン先のような滑らかな書き心地はありませんが、安価でコストパフォーマンスが高いのでエントリーモデルとして最適です。

③ 万年筆のペン先の太さ

万年筆はペン先の太さによって最適な使い方があり、太さごとにアルファベットで表記されます。表記と特徴は下記の通りです。

太さの表記特徴
EF(エクストラファイン・極細)かノートや手帳などの筆記に最適。ペンを立てて書くと書きやすい。
F(ファイン・細字)ノートや手帳などの筆記に最適。最もスタンダードな太さなので初心者にも最適。少し立て気味にして持つと書きやすい。
MF(ミディアムファイン・中細字)中字より細いためノートなどの筆記に最適。少し立て気味に持つと書きやすい。
M(ミディアム・中字)ノートや手紙などの筆記に最適。少し立て気味にして持つと書きやすい。
B(太字)宛名や書類のサインなどに最適。寝かせて持つと書きやすい。

2.万年筆の使い方

万年筆の持ち方と書き方

● 筆圧はどのくらい?

万年筆は毛細管現象(液体が細い管状の内側をエネルギーに関係なく移動する現象)を利用してインクをペン先に集めます。

つまり、力を加えることなくインクが出てくるので、筆圧をかける必要がなく、軽い力で文字を書くことができます。ペン先を紙面に乗せて、軽くなぞるような感覚で書いていきましょう。

あまり力をかけすぎてしまうと、ペン先が曲がったり開いたり曲がったりしてしまうので、筆圧の強い人は注意が必要です。

● 持ち方の角度は?

ペン先の刻印がある面を表に向けて、ボールペンよりもやや寝かせ気味に持ちます

基本的にキャップはペン尻に差し込んで使うので、重心がちょうど良いところに来る角度で使うのが一番書きやすいと思います。角度にすると大体45〜60度くらいで持つのが一般的です。

ただし、人それぞれのクセがあるかと思うので、基本的に決まりはなく持ちやすい持ち方で使うと万年筆の良さが一層わかるかと思います。

3.万年筆の魅力とは

万年筆の魅力は人それぞれだと思いますが、他の筆記具とは違った魅力があります。それらの魅力についてみていきましょう。

万年筆の魅力

文字に表情が出る
万年筆特有の書き心地
使用者の癖に馴染む
長く使うことができる

① 文字に表情が出る

万年筆で文字を書くと「字がキレイ」とよく言われます。それは万年筆独特のペン先にあります。

万年筆のペン先はニブと呼ばれ、筆圧によってインクの出方が変わります。それによってトメ・ハネ・ハライがしっかりと表現できるからです。

ボールペンは太さが一定で均一なので、万年筆のような文字の味は出ません。

② 万年筆特有の書き心地

万年筆の使い方でも説明したように、万年筆はペン先からインクが流れ出て文字を書きます。筆圧に応じてペン先からインクが出るボールペンとは構造が違うので、書く時にはあまり筆圧をかけずに書くことができます

筆圧が必要ないため慣れると流れるように文字を書くことができ、人によってはタイピングで文字を書くよりも速く書けるという風に言っている人もいます。

③ 持ち主の癖に馴染む

万年筆のペン先はボールペンのようにペン先の小さなボールが転がるわけではなく、直接ペン先を紙面に擦り付けます。ペン先は少しずつ摩耗していきますが、この摩耗の仕方はペンの持ち方や使う頻度など持ち主によって変わります。

長く使うことで持ち主のクセに馴染んだオンリーワンの一本になっていきます

④ 長く使うことができる

万年筆はその名の通り、しっかりとメンテナンスさえすれば非常に長く愛用することができます。長く使うことで愛着も湧くので、生涯の1本とする人も多いようです。

もちろん壊れてしまうこともありますが、ニブなどは交換することができますので、修理をしながら使うことでさらに愛着のある1本へとなっていきます。

3.万年筆の選び方

万年筆は高級品というイメージですが、最近では安価なエントリーモデルも多く、種類も豊富なのでどのような基準で選べばいいのか迷ってしまうこともあるかと思います。ここでは万年筆に選び方について解説して行きます。

① 価格

万年筆の価格帯はだいたい1,000円くらいから10万円以上するものもあります。価格によってペン先の素材やデザインが変わってきます。

もし万年筆に興味がある方はまずは予算がどれくらいか、どういったものが欲しいのかを決めましょう。それによって自ずと自分の求めている万年筆が絞られてきます。

くまねこ
くまねこ

万年筆は100円ショップでも売ってたりするけど、インクの出方にムラがあったり、ペン先が紙に引っかかったり、くまねこには使いづらかったです・・・

② ペン先の素材

ペン先の素材については冒頭でも説明した通り、大まかに金のペン先とステンレスのペン先の2種類に分けられます。もちろんステンレスよりも金の方が価格帯は上です。

ステンレスのペン先だとだいたい1,000円くらいから購入できますが、金のペン先だと1万円くらいからになるので予算がだいぶ変わってきます。

また、書き心地もステンレスのペン先は硬く、金のペン先は柔らかく滑らかです。書き心地も好みよって分かれますので、予算と見合わせて好みに合わせて選びましょう。

③ ペン先の太さ

ペン先の太さは利用シーンなどによって変わります。

例えば、署名用で使いたい場合は太字(B)、手紙や日記など日常の筆記で使用したい場合は細字(F)から中字(MF)、手帳などの筆記に使用する場合は極細(EF)から細字(F)を用いるのがおすすめです。

自分がどの用途で使うか決めるのが一番ですが、もし決まっていないのであれば中字を買っておけばまず間違いはありません。

④ デザイン

万年筆は価格帯によってもデザインが違います。高級感のあるデザインから、カラフルなデザイン、シンプルなデザインまで幅広く存在します。

自分の好みに合わせて選べるのが万年筆のいいところでもあります。書き味のほかにデザインを見て決めるのも万年筆を持つ楽しみでもあります。

ちなみに上記のツイートのアウロラとビスコンティは、どちらも筆記具では有名な老舗メーカーです。素敵なデザインで憧れてしまいますね。こんな風にコレクションを楽しむのも万年筆の魅力の1つです。

4.おすすめの万年筆(エントリーモデル)

万年筆に興味を持ち始めたばかり方には、万年筆に慣れてもらうためにコストパフォーマンスの高いエントリーモデルがおすすめです。ここでは最初に使っておきたい万年筆をご紹介します。

① 万年筆を体験したみたい方におすすめ

|PILOT(パイロット)KAKUNO(カクノ)

カクノの特徴はまず第一にその価格の安さです。子供にも使ってほしいという商品コンセプトから非常に手ごろな価格帯となっています。

デザインもポップでグッドデザイン賞も受賞しており、カラーバリエーションも豊富で誰でも使いやすいデザインとなっています。初心者でも使いやすいので、万年筆を体験してみたいという方にはおすすめです。

② 手頃な価格で所有欲を満たしてくれる万年筆

|PILOT(パイロット)コクーン

こちらもパイロットの万年筆になりますが、カクノとはちがって少しシックなデザインとなっています。その名の通り、形状は丸み帯びていて繭(英語でコクーン)のような形をしています。

限定色などもありカラーバリエーションは豊富で、非常に人気のモデルとなっています。価格はエントリーモデルとしては少し値が張りますが、シンプルでシックなデザインは所有欲を充たしてくれること間違いないでしょう。ビジネスシーンでの利用にも最適です。

③ 最初に本格的な万年筆を使ってみたい人に

|PARKER(パーカー)IM(アイエム)

パーカーの万年筆というと価格帯が3万円を超えるものもあり、高級筆記具メーカーという印象ですが、IMシリーズは比較的安価で購入することができ、万年筆らしい万年筆を使ってみたいという方にはおすすめのエントリーモデルです。

パーカーは100年以上続く老舗の筆記具メーカーなので、安心して使うことができます。

くまねこ
くまねこ

ぼくも最初の1本はパーカーのIMだったよ!

とても使いやすくて今もずっと使ってるよ!

④ カジュアルに万年筆を使ってみたい人に

|LAMY(ラミー)safari(サファリ)

ラミーというとドイツデザインを代表する筆記具メーカーです。その代表とも言える万年筆がサファリですが、世界中で愛されているロングセラー商品です。

正しい持ち方で持てるようにくぼみの入ったグリップとなっており、ワイヤークリップは大型でどんな服装でもしっかりとポケットをグリップしてくれます。カジュアルに万年筆を使いたい方には最適な1本です。

カラーバリエーションも豊富で、とてもおすすめの1本です。

5.万年筆のお手入れ方法

基本的に万年筆は水洗いとなり、お手入れは簡単ですが、カートリッジ式と吸入式で若干お手入れの方法が変わるのでしっかりと覚えておきましょう。

① カートリッジ式万年筆のお手入れ方法

①首軸からカートリッジや胴軸をはずします
インクが残っている場合もあるので、衣服などにインクがつかないように気をつけましょう。

万年筆の首軸をはずす

②外した首軸を水につけます
胴軸を外し、カートリッジやコンバーターも外したら水を張ったコップなどに水を入れ、首軸を入れます。

定期的な手入れであれば軽く水で注ぐ程度で大丈夫です。もしも、汚れがひどい場合は一晩ほど水に浸けておきましょう。

万年筆の首軸を水につける

②水気を切ります
ティッシュや柔らかい布などでしっかりとペン先を拭い、内部に入った水気も軽くティッシュの上で叩くなどして水気を切ります。

その後、完全に水気が乾くまで風通しのいい場所に置いておきましょう。

首軸の水気を切る

② 吸入式万年筆のお手入れ方法

①ニブを水に浸けて吸い上げます
インクを吸い上げる要領で水を吸い上げます。水を吸い上げたら尻軸を締めて吸い上げた水を出します。これをインクの色が出なくなるまで繰り返します。

水を吸い上げます

②水気を切ります
柔らかい布やティッシュで水気を丁寧に拭き取ります。ニブを下にしてしっかりと水を出してください。

水を出し切ったら風通しのいい場所に置いて、完全に水気が乾くまで自然乾燥させます。

まとめ

今回は万年筆についてご紹介いたしました。万年筆は敷居が高いイメージがありますが、昔と違って手頃な価格で使いやすいものもたくさん出てきています。

値段が安いから恥ずかしいなんていうことはありません。むしろ気取らずにカジュアルに使うのも万年筆の楽しみ方の一つだと思います。

ぜひ、この記事が皆さんの最初の1本を選ぶのに少しでも役に立てば嬉しく思います。

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