【今さら聞けない!】ブロックチェーンとはなにか? 基本からわかりやすく解説

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すっごい今さらなんだけど、ブロックチェーンってなに?

こんにちは!くまねこ(@kumablo_life)です。

暗号資産(仮想通貨)取引やNFTが話題になってブロックチェーンという言葉をよく耳にするようになったかと思います。でも、「正直よくわかってないんだよね」という方も多いのではないかと思います。

今回はそんな方のためにブロックチェーンについてわかりやすくユルッと解説していきます。

1.ブロックチェーンとは必殺技のことではありません!

ブロックチェーンマンガ
ブロックチェーンは必殺技じゃありません!

というわけで、ものすごく必殺技感がありますが、残念ながらブロックチェーンは必殺技ではありません。もちろん、武器でもありません。

ブロックチェーンとは、暗号資産であるビットコイン(BTC)の開発過程で生まれた「分散型台帳」と呼ばれるデータの管理システムのことです。

「ブロック」と呼ばれる暗号化されたデータの単位を生成し、鎖(チェーン)のように連結してデータを保管します。

この「ブロック」とはノード(=ネットワークに接続された機器)のことであり、それぞれのブロックにはひとつ前のハッシュ値(前のブロックのデータを要約した値)が一緒に書き込まれています。

このハッシュ値をたどることで、ブロックがどのように繋がっているのかをたどることができます。

これによって取引履歴などのデータは、これまで管理者によって一元管理されていましたが、ブロックチェーンでは管理者が存在せず、ブロックチェーンに参加している者たち全員が保有して管理を行います。

① ブロックチェーンの特徴

では、ブロックチェーンの特徴をみてみましょう。ブロックチェーンは必殺技ではありませんが、なかなか素晴らしい特徴を持っています。

ブロックチェーンの特徴

システムエラーの影響に強いんだぜ!
データの改ざんにも強いんだぜ!

これらの点について詳しく見ていきましょう。

システムエラーの影響に強いんだぜ!

ブロックチェーンの仕組み

ブロックチェーンは冒頭で説明したとおり、ブロック単位で分散されてデータが管理されています。仮にその一部がシステム障害などでエラーを起こしたとしても、他の参加者によって正しいデータが保有されているため全体が障害を起こすことはありません。

エラーを起こした一部のデータも、次の更新の際に正しいものに書き換わります。

データ改ざんにも強いんだぜ!

ブロックチェーンの仕組み

データが書き込まれているブロックにはひとつ前のハッシュ値が書き込まれているため、ハッキングなどのサイバー攻撃によって一つのブロックが改ざんされたとしても、以降のブロックのハッシュ値をすべて書き換えなければいけなくなります。

つまり、一部のデータが改ざんされたとしてもすぐに検知されるので、実質改ざんは不可能と言われています。

② ブロックチェーンの合意形成とは

ブロックチェーンでは基本的に管理者がいないため、ブロックチェーン参加者全員で承認作業を実施する必要があります。これを合意形成と呼びます。

合意形成を行う場面は以下の通りです。

●ブロックチェーンでの取引の正当性の確認
●データの改ざん・二重取引がないかの確認

これらの作業をPoWやPoSというアルゴリズムを使用して、「これは正しい」「これは不正な取引」というように振り分けてブロックの中に格納していきます。

ブロックチェーンとクラウドストレージの違い

ブロックチェーンとクラウドストレージは、分散管理という点ではよく似ている仕組みです。確かにクラウドストレージも複数のコンピュータにデータが分散されて管理され、なおかつバックアップも取られているので安全性は高いものです。

しかし、クラウドストレージ自体はクラウドサービスの提供会社によって一元的に管理されており、提供会社のサービスが停止してしまえばデータに多大なる影響が与えられます

この点では管理者が不在のブロックチェーンとは大きく異なる点です。

③ ブロックチェーンの種類

ブロックチェーンには大きく分けて3つの種類があります。

ブロックチェーンの種類

パブリック型
プライベート型
コンソーシアム型

それぞれの違いについて詳しくみていきましょう。

パブリック型

パブリック型とは基本的には制限がなく、誰でも参加できるブロックチェーンのことです。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産(仮想通貨)がパブリック型に該当します。

完全にオープンであることが特徴として挙げられ、非常に透明性が高く、管理者が不在で参加者同士による相互監視のもと、取引の承認が行われるため、正当性が非常に高いのも特徴です。

ただし、全世界で行われる膨大な取引量を記録するため、合意形成までに時間がかかるのがデメリットであり、例えばビットコインの場合、承認までに10分程度の時間がかかります。

プライベート型

プライベート型ブロックチェーンとは、特定の管理者が存在し、限定されたユーザーのみが参加できるブロックチェーンのことです。

外部に公開されないブロックチェーンなのでプライバシーを確保できるのが特徴であり、合意形成を行う必要もなく迅速に処理を進めることができます

ただし、管理者が存在するため、管理者の意向により一方的にルールを変更される可能性があります。また、一元的な管理を行っているため障害やエラーに弱いというデメリットがあります。

主に金融機関などが組織内で利用しています。

コンソーシアム型

コンソーシアム型ブロックチェーンとは、複数の管理者が存在するブロックチェーンのことです。

ブロックチェーンはすべてのデータが公開されているのでプライバシーの問題がありますが、プライベート型ブロックチェーンのように特定の管理者のみで管理した場合、独断的にルールを変更されてしまう恐れもあります。

コンソーシアム型では、複数の管理者が存在するためルールなどの変更の際にも一定数の合意が必要となり、データ改ざんなどにも強く、また分散して管理されるため非常にセキュリティも高いと言えます。

ただし、複数の管理者がいるため、特定の規範にのっとった運用が難しく、また仕様変更の際などは時間がかかってしまうというデメリットがあります。

2.なぜブロックチェーンが注目されるのか

ブロックチェーンはビットコイン(BTC)の開発過程で生まれた技術であり、いわゆる「お金の台帳」としての役割を持っていましたが、任意のプログラムを載せることができる「スマートコントラクト」という技術が実装され、暗号資産以外分野でも活用が期待されています。

特に注目される理由としては「管理者」と呼ばれる役割を不在としたところです。これまでの中央集権的な管理方法では、「管理者」が用意したシステムに沿って契約やサービスの提供を受ける権利が履行されており、もちろんそこにかかるコストも存在します。また、デジタルデータというのは常にネットワーク上の悪意(ハッキングなどのサイバー攻撃)に晒されており、これを防ぐためにもやはりコストが必要となります。

しかし、ブロックチェーンは管理者を不在とするすることで、そのコストを大幅に削減できる可能性を秘めています。また、誰でも気軽に利用できるという点は、この「誰ひとり取り残さない(SDGsの理念)」世界の実現において大きな役割を果たします。例えば、銀行の存在しない地域でもブロックチェーン上に発行された暗号資産(仮想通貨)であれば、お金を届けることができます。これは金融面だけではなく、「◯◯がない状況(環境)」によって生み出される格差をなくせることも期待できるわけです。

そういったパーパス的な意味においてもブロックチェーンというのは今後大きな期待が持てる技術だということが言えるわけです。

まとめ

今回はブロックチェーンについて解説しましたが、まとめについては以下の通りです。

●ブロックチェーンとは分散型のデータ管理システムである
●ブロックチェーンはシステムエラーやデータ改ざんに強い
●ブロックチェーンは新しいイノベーションを推進するための基礎となる

ブロックチェーンの登場により、NFTや暗号資産(仮想通貨)のみならず今後たくさんのイノベーションが起こってくることが予想されます。AIやビッグデータ、SNS、クラウド、loTなど、これまでのイノベーションもすべてブロックチェーンのうえで成り立つ時代が到来するでしょう。

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